地下室・2×6・輸入住宅「フローレンスガーデン」をご紹介。フローレンスガーデンは住宅メーカーとして常に新しいの発想でワンランク上の「住みがい」を追求し続けています。


by tsujino777
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

「心」のバリアを解き「住まい」のバリアをなくす

本物のバリアフリー社会とは、建築、医療、福祉のネットワークが一体となっていくことです

バリアフリー住宅とはいったい何なんだろうか?家の改造だけで高齢者や障害者の方の悩みや問題を解決しようとしているのだろうか。もしそうだとしたら大きな間違いである。そして『家は介護の場』ではなく『生活の場』なのである。障害を特別視するのではなく、一つの“個性”にすぎないと考える視点が重要であろう。だからその方の趣味やセンスを反映した設計プランづくりをすべきなのは言うまでもない。
 人間の心理は、面倒なことは避けようとする。この避けようとする気持ちが、自分から動く意欲を失くしたり体の機能を低下させたりする要因になりかねない。つまり家のなかのバリア(障害)を取り除いておくことの意味がここにある。家ではできないことが、一週間ほど施設に入所していたらできるようになったケースもあると言う。自分の家がバリアーになっていたのだ。また身体の状態によっては浴室を改造するよりも訪問入浴サービスを利用するほうが合理的な場合もある。
 つまり建築関係者がすべてを背負い込んでガンバルのではなく、医療・福祉関係者と連携しながら対応していくべきテーマではないだろうか。ハンディキャップを背負った方をサポートするには物理的なコトにもまして心理的なコトはとても大きな問題だ。だからこそ本物のバリアフリー住宅に取り組むことは大変な仕事なのだ。
 『何がなんでもトイレとお風呂を改修するのではなく、その方がやりたいことをやりやすくする空間づくりが大切。そうした空間をつくれば自然と前向きに生活するようになる』と話す医療関係者もいる。
 こんな話がある。ある重度障害者を持つ家族の家を建てた時、その方のために小さな個室をつくった。重度障害者は、介助が必ず必要なので個室はつくらないのが常識だ。しかし障害を持っていても一人になりたい時はある。それからその方の生活が前向きになっていったと言う。バリアフリーが乗り越えていかなければならないテーマである。医療面からのアプローチこそが重要だ。

障害を疑似体験してみることも必要かもしれません。


 障害を持っていることがどんなに大変なことなのかを自分の身に置き換えて考えることはなかなか難しい。頭で理解しただけではその本当の困難さは見えてこないからだ。そこにバリアフリー住宅をつくる大変さがある。 ならば実際に自分の体で体験してみればいい。例えば高齢者になったと想定しよう。関節が曲がりにくくなった状態を再現するために、肘や膝、手の指の関節にサポーターを巻く。足の筋肉の衰えに関しては1~2㎏の重りをつける。視力が低下した状態を経験するために黄色いレンズや曇ったレンズの眼鏡をかける。半身不随を体験するならば、片手を三角巾で固定し、同じ側の足を棒で固定する。目も見えにくくなっているので、同じ側の目を隠す。こうした状態で家のなかを実際に動いてみるといいだろう。
[PR]
by tsujino777 | 2007-11-08 14:23 | 家づくり